かいじゅうたちのいるところ

先日『のだめカンタービレ』を観にいった時
予告篇でこの画像が流れると
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思わず「わぁ~!」と小さく歓声をあげ、子供たちと顔を見合せてしまいました。




子供たちが小さい頃、繰り返し繰り返し読んだ
かいじゅうたちのいるところ

モーリスセンダックの名作であり
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RyoutaとMaayaが高1、中1になった今も私の宝物の絵本です。
この絵本がアメリカで実写映画化され、来年には日本でも上映されるそう。


家に戻ってから絵本を探し、手にとって開いてみたら
懐かしくて、なんだか切なく、鼻の奥がツ~ンとして
涙がこぼれそうになりました。
絵本って本の中身だけでなくって
お布団の中で頬を寄せ合うようにして読んだ
温かくて優しい時間を思い出させてくれるようです。

この絵本、描かれている絵は、子供っぽい、子供に媚びるタイプの絵ではありません。
でも子供にとって大切な”こどものじかん”のことが書かれているから
子供たちは夢中になって何度も読んでとせがみます。


きぐるみを着て、いたずらをしていたマックスは、お母さんに叱られて、
晩ご飯ぬきで、寝室へと追いやられます。
すると寝室に、突然、にょきにょきと樹が生えてきていつしか森となり、
マックスは船に乗って、かいじゅうたちのいるところへ・・・


「かいじゅうたちのいるところ」とは、ファンタジーの世界をいうのでしょう
子供たちはよくごっこ遊びやもの思いにふけったりしますよね
かつて子供だった私も廊下に置かれた本棚の前に座って
いつまでも絵本を開いてみている空想好きな女の子でしたが
大人から見ると無駄に見えるこんな時間が心の栄養になるのではないかしら?

幼い頃、ファンタジーの世界をたっぷり味わった子は、
現実の世界との行きつ戻りつすることを覚え、
やがて現実への回帰が自然と出来ますが
幼児期からの英才教育や刺激の強いTVや知育おもちゃしか与えられず、
ファンタジーの世界を堪能出来なかった子供たちは
成長してもゲームやTVの中のバーチャルな世界に浸り、現実との境が曖昧になるといいます。
簡単にゲームのように人を殺してしまうのも、この延長上にあるように思えてなりません。



宝物の本の1つ、『七歳までは夢の中』も10年ぶりくらいに開いてみました。
シュタイナー教育を学んでいた私のバイブル的な本。
この本には子供達と過ごす大切な時間を教えてもらった気がします。
目次のタイトル
「子のまわりに美しいもの」「抱っこの魔法」「ろうそくの灯るほの暗さ」「月の光を集める」
「ゆっくりな子にはゆっくり」・・・あ~どれもこれも懐かしい!!
手で温めると甘い香りのする蜜ろう粘土や重ねた色も美しい蜜ろうクレヨン
羊毛で作ったウォルドルフ人形、シルクで作った天使
雨の日のしゃぼん玉・・・思い出すと胸がキュンとしてしまいます。



子供が生まれた時、せっかく自分を選んで来てくれたのだから
とびきり幸せな子にしてあげたい・・・と思っていたはずだけれど
振り返れば懺悔したいことばかり(-_-;)
来年の公開の時にはまた家族で観れたらいいな。
大切な時間を思い出させてくれる気がします。


『かいじゅうたちのいるところ』
これからママになる方にも、子育て奮闘中のママにも
かつて子供だった大人たちにもぜひ観ていただきたい絵本&映画です

by doze-_-doze | 2010-01-15 20:12
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