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中医学のお話 Ⅱ

ずっと前にお話した『中医学のお話』の続きを少し…

私はアロマセラピーやリフレクソロジー、ハーブ療法などを柱とし、生業としていますが
ホメオパシーの勉強に出掛けたり、
大学病院の講義では最先端医療のオペ画像に釘づけになったりもします。

施術やカウンセリングのスキルアップはもちろんですが
クライアントさんにプラスになることで、
家庭との両立とお財布と相談して(笑)叶うことであれば何でも。

それぞれのその道のプロから柔軟に学ぶことで、井の中の蛙にならず、偏った考えを持たないようにと考えているからです。

勉強していく中で(それは違うと思うな~(ーー゛) ってことも正直ありますが
一番‘腑におちる’実感出来る!と感じているのが、中医学でして。


例えば西洋医学では日本人の死因の2位の心筋梗塞と3位の脳梗塞が血栓症であるために
血液をサラサラにしなさいと1日2Lの水分を勧めたり、こまめに水分を採りなさいといいます。
しかし中医学では二千年以上前から水分も採り過ぎると有害であることを『水毒』と表現し、
警告しています。

湿気の多い時に頭痛やむくみ、膝の痛みなどを訴える方は多いですが
こういう方が血液をサラサラにと過剰な水を採ることによって
更なる冷えをもたらし、悪化させます。

・冷えて風邪を引くとくしゃみが出る
・冷えて下痢をする
・偏頭痛の人が嘔吐する

メニエールも内耳の水分量を減らすため、
ヘルペスはウイルスの力を借りて皮膚から水毒を排出…などなど、
全て人間の体が体外へ余分な水分を捨てて免疫力を上げようとする反応なんですね。
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とはいえ、適量をとることは必要なので、
飲み物はぜひ、温かい白湯がオススメです。
寒くなってきて採りやすくなりましたし、温かいカップから揺れる湯気にほっこりします
(あ、ダイエットにもオススメなんですよ♪)

温かいならお茶でも良い?と聞かれることがありますが
お茶は身体が消化をはじめてしまうので作用が異なります。

ちなみに朝一番で白湯をゆっくり飲むと
お茶の時とは違う、臓器に浸みこんでいくような感覚を実感出来るハズです。

「白湯を飲んでも味がなくて美味しくない(+_+)」
と思うのは身体に毒素が溜まっている証拠だそうで、
お湯は身体の毒素を水よりずっと効果的に体外に排出してくれる働きをするのですが、
身体が健康でないときは白湯もマズく感じられるそうです。

白湯の優しい甘味が感じられるようになると毒素が抜けてきた合図かもしれません。

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by doze-_-doze | 2010-11-14 21:54 | 自然療法
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